高麗青磁
高麗青磁は、11世紀から14世紀にかけて朝鮮半島で花開いた東洋陶磁の精華であり、柔らかな青緑の釉色と端正な造形で知られます。油壺は灯明用の油を入れる実用品ながら、その小ぶりで愛らしい姿と釉薬の発色の妙によって、美術的価値の高い器として珍重されてきました。本作は丸みを帯びた造形と釉のアガリが際立ち、掌に収まる可憐さと高麗青磁特有の気品を兼ね備えています。保存状態も極めて良く、当時の工芸美をそのままに伝える優品といえます。
¥30,000 (税込)
+ 送料しっとりとした釉の艶、ひときわ美しいアガリを見せる高麗青磁の油壺。
掌にすっぽりと収まるころんとした丸みは、なんとも愛らしく、
その手触りの心地よさに、思わず転がしていたくなるほどです。
千年の時を経てもなお、傷気なく健やかな姿を保ち、
やわらかな青磁色に映るのは、静謐な祈りと豊かな暮らしの記憶。
可憐な造形と上質な肌合いが調和した、掌中の美の極みといえる逸品です。
高さ約6cm 最大径約7cm 口元に釉切れとカセ
高麗青磁は、11世紀から14世紀にかけて朝鮮半島で花開いた東洋陶磁の精華であり、柔らかな青緑の釉色と端正な造形で知られます。油壺は灯明用の油を入れる実用品ながら、その小ぶりで愛らしい姿と釉薬の発色の妙によって、美術的価値の高い器として珍重されてきました。本作は丸みを帯びた造形と釉のアガリが際立ち、掌に収まる可憐さと高麗青磁特有の気品を兼ね備えています。保存状態も極めて良く、当時の工芸美をそのままに伝える優品といえます。